column

私たちは食べた物でできていない

~前回の続き~

美しい身体を作るタンパク質、一体何を食べたらよいの?

たくさんプロテインを飲めばいいの?地鶏の胸肉を食べたらいいの?有機の大豆食品を食べたらいいの?

もちろん食べて下さい❤

私もヘンププロテインを飲み、アミノマキアをせっせと飲んでいます。(これ飲むと肌の調子がいいです)。お肉を食べる時は、出来るだけ質にこだわり有機農産物があればそちらを選んでいます。ただそれだけで私たちの体内の質を良くしているとは言えないのです。私たちの身体は全て食べた物でできている・・・わけではないのです

タンパク質の半分以上はリサイクル品

なんと細胞内のタンパク質は食べた物から生成されるのは半分以下、残りはオートファジーの働きで不良タンパク質を新しく作り直したリサイクルタンパク質で出来ているのです。私たちの細胞は1秒間に数万個のタンパク質を作り続けています。

働き続けたその先すごい働き者ですね!猛スピードで作られるため不良品も出てきます。だから放っておいたら不良品が山積みになります。しかも細胞のDNAが傷ついたりしたらものすごいスピードで不良タンパク質が作り続けられて

細胞という部屋の中はゴミだらけになります。

これは細胞(部屋)の中に有害ミネラルのような異物が入り込むこととは別次元の問題です。部屋そのものがボロボロの欠陥旧宅だったらどうやって敵から身を守ることが出来るでしょう?

食育の限界「私たちは食べたものでできていない」

だから私たちの細胞はオートファジーで常に部屋の中をピカピカに掃除していなければなりません。

さらに私たちの身体には

があります。例えば、最も重要な器官のひとつ脳などの神経細胞(最近は海馬の一部は生まれ変わると言われていますが)心臓の心筋細胞などは一生、生まれ変わることはありません。逆に表皮細胞などは増殖性分裂細胞と言って毎日ガンガン新しい肌細胞が生まれています。このように生まれ変わる「再生細胞」は食べた物の影響が表れやすいけれど、既に分裂能力が消失した「非再生細胞」は今から食べた物で新たな細胞が出来るわけではありません。

そこに食育「私たちは食べた物でている」の限界があります。

再生細胞はもちろんのこと脳や心臓や血液にある非再生細胞に対してダイレクトに働きかけることが出来るのが細胞の浄化システム「オートファジー」なのです。私達の身体を構成する60~100兆個といわれる細胞が美しく健康であるためにはオートファジーがいかに活発に機能しているか、が重要になります。受精卵や出生直後の赤ちゃんはオートファジーで生きていると言われます。

しかし、そんなオートファジーも年を重ねると衰えてきます。細胞は薄汚れ、敵に侵入を許し細胞も弱って老いていきます・・・そこで!オートファジー機能を高める唯一の方法があります。そう、それが「ファスティング」です。

ファスティングをすると細胞が綺麗になる理由

オートファジーが活性化するのは、細胞が飢餓状態にある時

だから定期的なファスティングで細胞の力を高めてあげるのです。

安全で効果的なファスティングはあなたの細胞を蘇らせます。それは単に細胞内に入り込んだ有害ミネラルや老廃物を追いだす他のデトックス方法とは全く別次元の浄化方法です。疲れやすい、太りやすい、頭がぼんやりする、言葉が出てこない、むくみやすいetc.