もしあなたが毎日のスキンケアを作業のように漫然と行っているならそれはお肌にとってあまり意味のない行為かも知れません。
「にっくきニキビめ!」「このシミがなければ!」「もうしわだらけ!」などと自分のお肌にダメ出しをしながら行っているならどんなに良いお化粧品を使っても効果は出ていないかも知れません。「もったいない」とケチってお化粧品を使ったり「時間がない」と鏡もろくに見ていなかったらお手入れにかけているお金も時間も無駄になっているかも知れません。スキンケアってファスティングと同じ自分を愛する行為です。
あなたはどんな気持ちでスキンケアを行っていますか?
まずは化粧品を前に「絶対にきれいになるぞ!」と気合いを入れましょうそして泡立てながら塗りこみながらステップごとに「きれいになあれ❤」と魔法をかけましょうトラブルが出ていたら「ごめんね」「ゆるしてね」と謝ってあげましょう。それだけでスキンケアの効果は目に見えて違ってきます。本当に!
お肌は心の声を聴いている
なぜならお肌はどの臓器よりも心の声を反映するからです。「皮脳同根」という言葉をきいたことがありますか?私たちがお母さんのお腹から生まれる前まだ小さな卵(受精卵)の時。初期の受精卵はまず、外胚葉、中胚葉、内胚葉の3つの層に分かれます皮膚と脳、神経系は同じ外胚葉。そこから脳は内側に入り込むように皮膚は外側を覆うように分化して形成されていくのです。つまり皮膚と脳は根っこが同じ、同じルーツから発生しているので非常に密接な関係にありお互いが影響を受けやすいのです。だから皮膚は私たちが思っていることを敏感に察知します。頭の中で自分のお肌の悪口を言うと筒抜けです。あなたにそのつもりがなくてもお肌はあなたの心の声の影響をもろに受けているのです
スキンケアは自分を愛すること
特にお手入れの時はお肌を愛し、いたわってあげましょう。毎日頑張ってくれて「ありがとう」と感謝して傷ついていたら「ごめんね」となぐさめてあげて下さい。「どうせ無理」とか「今さら仕方ない」とか自分の価値を下げ自分を嫌いになる言葉をかけてはいけません。お肌のトラブルを責めたりお肌のサインを無視したりほったらかしにしていたらお肌と心は離れていってしまいます。
お肌は生まれたてのカワイイ赤ちゃん
表皮細胞は基底層というところで毎日ポコポコ生まれてくるあなたの赤ちゃんです。あなた自身が愛情かけて育ててあげなければどうして元気に育つでしょうか。
私たちはお客様のフェイシャルケアをする時「きれいになあれ!」「絶対にきれいにするぞ!」という強い想いで行います。あなた自身がキレイになる可能性を信じて守ってあげなければどうしてキレイの魔法が続くでしょうか。お肌はとても傷つきやすく繊細なあなた自身なのです。お肌が泣いていたらあなたの心が泣いていないか問いかけてあげて下さい。そんな毎日のささやかな行為のつみ重ねがあなたの自己愛を育てあなたをキレイにしてくれます。他の誰でもないあなたのためにスキンケアの時間を大切にして下さいね。